スプリットトンネルの使いどころ|動画だけ快適にする設定

スプリットトンネルの使いどころ|動画だけ快適にする設定

VPNで全部の通信を通すと重くなる時があります。スプリットトンネルなら「動画アプリだけVPN」「それ以外は通常回線」みたいに分けられます。向く人・注意点・使い方の考え方を整理します。

スプリットトンネルの使いどころ:動画だけ快適にする

VPNをつないだら、動画は見れるけど全体が重い。

逆に、動画のためにVPNを使いたいのに、他のアプリまで巻き込まれて使いにくい。

こういう時に便利なのがスプリットトンネルです。ざっくり言うと「通す通信を選ぶ」機能です。

結論:動画が目的なら、分けた方が安定することがある

やりたいこと スプリットトンネルが向く 理由
動画アプリだけVPN経由にしたい 向く 他の通信が重くならない
VPN中にゲームや通話が不安定 向く 遅延に弱い通信を通常回線へ
全部の通信を安全にしたい 向かない 一部がVPN外に出るため

スプリットトンネルって何?(子どもでも分かる例)

道路が2本あると思ってください。

大事な荷物(動画アプリ)だけ、警備つきの道(VPN)を通す。

普段の買い物(SNSや検索)は、近道(通常回線)を使う。

これがスプリットトンネルです。

ポイント:速さのために「全部VPN」をやめる選択です。安全目的の人には合いません。

使いどころ:こういう時に効く

困りごと スプリットで解決しやすい 理由
VPNをつなぐと全アプリが重い はい 重い通信だけVPNへ逃がす
動画は見たいけど、地図や買い物は日本のままがいい はい 国が変わる副作用を減らせる
通話/会議がVPNで不安定 はい 遅延に弱い通信を外す

注意点:ここを知らないと逆に迷う

便利なんですが、弱点もあります。

ここだけ押さえると、変にハマりません。

注意 起きること 対処
VPN外に出る通信がある 安全目的には弱い 目的が動画なら割り切る
アプリ選びを間違えると見れない 動画はVPN外に出てしまう 対象アプリを見直す
ブラウザは扱いがややこしい タブごとに分けられないことが多い 動画用ブラウザを分けるとラク

設定の考え方:迷わない「決め方」

Step1:VPNに通したいのは何か、1つに絞る

まずは「動画アプリだけ」みたいに、対象を少なく始めるのが失敗しにくいです。

Step2:それ以外は通常回線に戻す

地図、買い物、SNS、通話…重くなると困るものほど外すと快適になります。

Step3:見れない時は「対象アプリが違う」を疑う

動画が見れないなら、VPNに通しているアプリがズレてる可能性が高いです。対象を入れ替えて確認します。

質問と回答:つまづきポイント

質問:スプリットトンネルにしたら、地域判定が不安定

回答:一部がVPN外に出るので、判定の厳しいサービスだとズレることがあります。動画目的なら「動画アプリは必ずVPNへ」「DNSやIPv6の漏れがない」も一緒に整えると安定しやすいです。

質問:ブラウザはどう分ければいい?

回答:動画用に1つ、普段用に1つ、で分けるのがいちばん簡単です。片方だけVPNに通す形にすると、迷いが減ります。

質問:結局、使わない方がいい人は?

回答:全部の通信を安全にしたい人です。目的が「通信を全部守る」なら、スプリットは合いません。

まとめ:動画目的なら、この使い方がラク

  • ① 動画アプリだけVPNへ(対象を絞る)
  • ② それ以外は通常回線に戻す(快適さ優先)
  • ③ 判定が厳しい時はDNS/IPv6/WebRTCも一緒に整える

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