

VPNをつないでいるのに、地域判定が合わない。
「このコンテンツはご利用いただけません」みたいに弾かれる。
この手のトラブルで多いのがDNSリークです。難しそうに見えますが、やることは順番だけです。
今日の結論
| 疑う状況 | まずやること | 直し方の軸 |
|---|---|---|
| VPN中に地域判定がズレる | DNSリークテストを実施 | VPNのDNSを使う/強制する |
| Wi-Fiでだけ弾かれる | Wi-Fi側DNS設定の影響を疑う | 端末DNS→ルーターDNSの順で整理 |
| 急に見れなくなった | VPN再接続&別サーバー | 混雑・相性とリークを分ける |
DNSは「どのサイトに行きたいか」を聞きに行く案内係です。
VPNを使っているのに、その案内係だけがいつもの回線(プロバイダ側)に聞きに行ってしまう。
これがDNSリークです。
サービス側から見ると「通信はVPNっぽいのに、案内係は日本の回線」みたいに見えて、地域判定が崩れることがあります。
イメージ:引っ越したのに、郵便物の転送だけ前の住所のまま。結果、相手に「前の住所」がバレる、みたいな感じです。
Step1:VPNをつないだ状態でDNSリークテストをする
検索で「DNS leak test」と入れてテストします。結果に出てくるDNSの提供元(ISP/国)を見ます。
| 結果の見え方 | 意味 | 次にやること |
|---|---|---|
| VPN先の国/事業者っぽい表示 | リークの可能性は低め | 次はWebRTCなど別要因へ |
| 日本のプロバイダ名や地域が出る | DNSリーク濃厚 | VPNのDNS設定を優先して直す |
| 複数の国/事業者が混ざる | 経路が分かれている可能性 | IPv6や端末DNS固定を疑う |
Step1:VPNアプリのDNS設定を優先する
| 設定名の例 | 意味 | 狙い |
|---|---|---|
| Use VPN DNS / DNSをVPNで使う | DNSの問い合わせをVPN側へ | リークを減らす |
| Prevent DNS leak / DNS漏れ防止 | 外に出るDNSをブロック | 判定ズレを防ぐ |
| Kill Switch | 切断時に外へ出ない | 瞬間漏れを防ぐ |
Step2:端末側で「プライベートDNS」やDNS固定を見直す
Androidの「プライベートDNS」や、ブラウザ拡張のDNS系設定があると、VPNのDNSとぶつかってリークっぽくなることがあります。まずは一度オフにして差を見ます。
Step3:Wi-Fi側(ルーター)のDNSを固定しているなら戻す
家のルーターでDNSを固定していると、VPNがDNSを奪えずに外へ出ることがあります。いったん自動に戻してテストし、改善するか確認します。
注意:DNSを「速いから」といって固定しすぎると、VPNの国とズレて地域判定が荒れることがあります。動画目的なら「速さ」より一致が優先になる場面が多いです。
| 確認 | OKの目安 | ダメなら |
|---|---|---|
| DNSリークテスト | VPN先の国/事業者が出る | VPN設定見直し→端末DNS/IPv6を疑う |
| 動画/サイトの挙動 | 地域判定のエラーが減る | 次はWebRTCリークへ |
回答:動画の地域判定がズレたり、海外サイトで「あなたの地域では利用できません」になりやすいです。目的が視聴なら、まず直す価値があります。
回答:速くなることもあります。ただ、動画目的でVPNを使うなら「速さ」より「VPNの国とDNSの一致」が大事になる場面があります。ズレると弾かれやすいからです。
回答:VPNのサーバー混雑や、一瞬の切断で外に出る“瞬間漏れ”が原因のことがあります。Kill Switchがあるならオンにして、混雑しにくいサーバーへ切り替えるのが効きやすいです。