VPNで動画が途切れる時のMTU調整|触るべきケースだけ整理

VPNで動画が途切れる時のMTU調整|触るべきケースだけ整理

VPN中に動画がブツブツ切れる原因がMTUのことがあります。触る価値がある状況・見分け方・安全な調整幅・戻し方まで、必要な分だけまとめます。

VPNで動画が途切れる:MTUを触るべきケースだけ整理

VPNをつないだら、動画がちょいちょい止まる。

画質が下がるだけならまだしも、読み込みが回り続けるのはしんどいですよね。

この症状、サーバー混雑も多いんですが、条件が揃うとMTUが刺さります。触る価値があるケースだけ、先に見分けます。

結論(最短)

まず疑う順番 MTUを疑う条件 やること
①混雑サーバー ②Wi-Fi帯域 ③プロトコル 特定の回線/場所でだけ途切れる、ページは開くが動画が切れる MTUを少しずつ下げて様子を見る

MTUってなに?ざっくりでいい説明

MTUは「一度に運べるデータの大きさ」の上限です。

荷物を運ぶトラックに例えると、MTUは荷台のサイズみたいなもの。

大きすぎる荷物を無理に積むと、途中で積み替え(分割)が必要になって遅くなったり、相性が悪い道だと落としたりします。

VPNは暗号化で荷物が少し大きくなるので、ギリギリの道だとトラブルが出やすいです。

ポイント:MTUは「回線が弱い」じゃなくて「サイズが合ってない」時に効く調整です。

MTUを触るべきケース(触らなくていいケースも)

状況 MTUの可能性 先にやるべき
VPNで動画だけが途切れる(サイト閲覧は普通) あり 混雑サーバー回避→ダメならMTU
特定のWi-Fi(ホテル/カフェ)でだけ不安定 あり ポート制限や認証も疑う(別ページ)
VPNを切っても動画が途切れる 低い 回線混雑/ルーター/帯域が先
接続自体が不安定で落ちる 低〜中 プロトコル切替(WireGuard/OpenVPN)

安全な調整のやり方:コツは「少しずつ下げる」

Step1:今の状態を確認して、戻せるようにする

VPNアプリや端末設定で、MTUが表示されるならスクショで控えます。変更できないVPNもあるので、まず「変更できるか」を見ます。

Step2:10〜20ずつ下げて、動画で体感チェック

やり方 狙い 判断
例:1500 → 1480 → 1460 → 1440 通りやすいサイズに合わせる 途切れが減った所で止める

注意:下げすぎると、今度は速度が落ちやすくなります。いきなり大きく変えず、少しずつが安全です。

変えたのにダメなら:MTU以外が濃いサイン

サイン 原因の候補 次の一手
時間帯で極端に悪化 混雑サーバー 空いてるサーバーへ(次ページ)
2.4GHzでだけ途切れる 電波干渉・帯域 5GHzへ/ルーター位置調整
サーバーを替えると一発で直る 相性・経路 そのサーバーを固定

質問と回答:よく止まる所

質問:MTUって下げたら絶対良くなるの?

回答:相性が原因の時だけ効きます。だから「触るべきケース」に当てはまる時だけ試すのが良いです。闇雲に触ると、逆に遅くなることがあります。

質問:どれくらい下げればいい?

回答:まずは10〜20ずつ。体感で「途切れが減った」所で止めるのがコツです。大きく下げすぎると速度が落ちやすいので、少しずつが安心です。

質問:VPNアプリにMTU項目がない

回答:その場合はMTU調整ではなく、サーバー混雑回避やプロトコル切替の方が現実的です。次のページの「混雑サーバー回避」へ進むのが早いです。

まとめ:今日のやる順番

  • ① まず混雑サーバーとWi-Fi帯域を疑う
  • ② 条件が当てはまる時だけ、MTUを10〜20ずつ下げて様子を見る
  • ③ ダメなら、サーバー選び(混雑回避)に移る

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