VPNをつないだのに動画やサイトが見れない…それ、IPv6が外側に出ている可能性があります。起きる理由・見分け方・直す順番を整理します。

VPNで動画が途切れる時のMTU調整|触るべきケースだけ整理
VPN中に動画がブツブツ切れる原因がMTUのことがあります。触る価値がある状況・見分け方・安全な調整幅・戻し方まで、必要な分だけまとめます。

VPNをつないだら、動画がちょいちょい止まる。
画質が下がるだけならまだしも、読み込みが回り続けるのはしんどいですよね。
この症状、サーバー混雑も多いんですが、条件が揃うとMTUが刺さります。触る価値があるケースだけ、先に見分けます。
結論(最短)
| まず疑う順番 | MTUを疑う条件 | やること |
|---|---|---|
| ①混雑サーバー ②Wi-Fi帯域 ③プロトコル | 特定の回線/場所でだけ途切れる、ページは開くが動画が切れる | MTUを少しずつ下げて様子を見る |
MTUは「一度に運べるデータの大きさ」の上限です。
荷物を運ぶトラックに例えると、MTUは荷台のサイズみたいなもの。
大きすぎる荷物を無理に積むと、途中で積み替え(分割)が必要になって遅くなったり、相性が悪い道だと落としたりします。
VPNは暗号化で荷物が少し大きくなるので、ギリギリの道だとトラブルが出やすいです。
ポイント:MTUは「回線が弱い」じゃなくて「サイズが合ってない」時に効く調整です。
| 状況 | MTUの可能性 | 先にやるべき |
|---|---|---|
| VPNで動画だけが途切れる(サイト閲覧は普通) | あり | 混雑サーバー回避→ダメならMTU |
| 特定のWi-Fi(ホテル/カフェ)でだけ不安定 | あり | ポート制限や認証も疑う(別ページ) |
| VPNを切っても動画が途切れる | 低い | 回線混雑/ルーター/帯域が先 |
| 接続自体が不安定で落ちる | 低〜中 | プロトコル切替(WireGuard/OpenVPN) |
Step1:今の状態を確認して、戻せるようにする
VPNアプリや端末設定で、MTUが表示されるならスクショで控えます。変更できないVPNもあるので、まず「変更できるか」を見ます。
Step2:10〜20ずつ下げて、動画で体感チェック
| やり方 | 狙い | 判断 |
|---|---|---|
| 例:1500 → 1480 → 1460 → 1440 | 通りやすいサイズに合わせる | 途切れが減った所で止める |
注意:下げすぎると、今度は速度が落ちやすくなります。いきなり大きく変えず、少しずつが安全です。
| サイン | 原因の候補 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 時間帯で極端に悪化 | 混雑サーバー | 空いてるサーバーへ(次ページ) |
| 2.4GHzでだけ途切れる | 電波干渉・帯域 | 5GHzへ/ルーター位置調整 |
| サーバーを替えると一発で直る | 相性・経路 | そのサーバーを固定 |
回答:相性が原因の時だけ効きます。だから「触るべきケース」に当てはまる時だけ試すのが良いです。闇雲に触ると、逆に遅くなることがあります。
回答:まずは10〜20ずつ。体感で「途切れが減った」所で止めるのがコツです。大きく下げすぎると速度が落ちやすいので、少しずつが安心です。
回答:その場合はMTU調整ではなく、サーバー混雑回避やプロトコル切替の方が現実的です。次のページの「混雑サーバー回避」へ進むのが早いです。